2013年11月6日18:30
SafeNet,Inc.は、米国時間の2013年10月31日、SafeNet ProtectVの機能拡張を発表した。同拡張機能は、Amazon EC2のワークロードの暗号化と暗号鍵の完全な管理を可能にするもので、オンプレミスでのハードウェアは不要だ。
SafeNet ProtectV with Virtual KeySecureは、Amazon Web Services(AWS)のインフラストラクチャ全体で動作する。また、AWS CloudHSMとの互換性も確保されているため、暗号鍵の保管とクラウド環境全体での使用を可能にしている。SafeNet ProtectVとVirtual KeySecureはAWS Marketplaceで購入可能で、AWSクラウドサービスと同様の従量課金モデルで利用できるという。
SafeNetの暗号化および暗号鍵管理ソリューションで、AWSユーザは機密性の高いデータやアプリケーションをクラウドに移行できるだけでなく、高レベルのデータ保護を実行可能となる。また、AWSクラウドの柔軟性とセーフネットの優れた暗号化機能を組み合わせることで利便性が高まり、最も重要なワークロードで要求される高レベルのセキュリティ要件にも対応できるという。