2011年6月20日5:30
NTTデータグループは、情報システムにおいてスマートフォンおよびタブレット型端末(スマートデバイス)を安心・安全に活用するためのセキュリティサービスとして「BizSMA」を立ち上げたと発表した。
BizSMAはスマートデバイス活用に必要となる、セキュリティ対策の検討、情報システムにおけるセキュリティ基盤整備、利用者教育などを提供するサービスである。企業が保有する情報システムにBizSMAが提供する各種サービスを適用することで、スマートデバイスの多様なアプリケーション、広範囲なネットワーク接続、直観的な操作感などを活かしつつ、強固なセキュリティを担保するITサービスを実現するという。
具体的なサービスとしては、「コンサルティング」「ソリューション」「運用サービス」の3つのラインアップで構成。コンサルティングは、ユーザーが企業内の情報システムにスマートデバイスの導入を企画する際、もしくはスマートデバイスを用いた新たなサービスを企画する際に懸念されるセキュリティ面の課題を解決するためのサービスを行う。すでに同部分については、子会社のNTTデータ先端技術がスマートデバイスの導入を検討中の企業に向けて、スマートデバイスを業務利用するうえでのセキュリティ要求事項をユーザーの利用形態に合わせて検討し、セキュリティポリシーの見直しや、導入のための各種支援を行う「スマートデバイス・セキュリティコンサルサービス」を5月31日から実施している。
ソリューションは、スマートデバイスを活用した情報システムの構築に必要となるデバイス管理、ユーザー認証、検疫などの機能を持ったソフトウェアを提供する。運用サービスは、利用者教育、スマートデバイス運用、セキュリティ監視など、スマートデバイスを活用した情報システムの利用時に必要な各種サービスを行う。