2020年5月19日14:00
バニッシュ・スタンダードは、2020年5月から、デイトナ・インターナショナルの展開するアパレルブランド「FREAK‘S STORE(フリークスストア)」に対し、実店舗の販売スタッフのオムニチャネル化を推進するアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」の提供を開始したと発表した。
全国のフリークスストアに所属する約300名のスタッフが自社通販サイトへのコーディネート投稿を開始。自社通販サイトへのコーディネート投稿に加え、通販サイトへのスタッフのSNSからの集客、売上効果も測定する取り組みを同時に開始し、スタッフによるオンラインでの接客を強化・促進、その貢献度を可視化し評価につなげていくそうだ。
STAFF STARTは、販売スタッフがコーディネート投稿を始めとするデジタル接客を可能とし、投稿したコンテンツを経由する個人売上を算出して販売スタッフや店舗の新たな評価を可能にする。最も人気のコーディネート投稿は、販売スタッフが撮影したコーディネート画像に商品情報を紐づけ、ブランドの自社ECサイトやスタッフ自身のSNSに投稿することのできる機能だ。顧客は店頭に足を運ぶことなくコーディネート提案や商品の着用感や着心地の説明を受けることができ、販売スタッフは自身の勤務する店舗に関係なく、全国の顧客に対しコーディネート投稿を通じてオンライン上で接客を行うことができるとしている。
今回、通販サイトにスタッフ自身のSNSアカウントを連携させ、インスタグラムなどのSNSを通じスタッフが獲得したフォロワーが通販サイトを訪れ商品購入に至った時には、その集客・売上効果を測定する取り組みも併せて開始している。SNSでは画像投稿によるスタイリングの提案のほか、フォロワーのコメントとそれに対する返信によるコミュニケーション、さらにはダイレクトメッセージを通じた個別接客ができ、人を軸としたデジタル接客の幅が大きく広がるとしている。
同取り組みでは、スタッフと顧客の安心安全を維持しながら、SNSでのコミュニケーションを強化し販売につなげ、さらにそこへの評価を行うことでスタッフのモチベーションアップを実現するそうだ。