2010年12月13日17:53
McAfee, Inc.(NYSE: MFE、以下、マカフィー)は12月13日、新年を迎えるにあたりインターネットユーザーが注意すべき最も危険なオンライン詐欺「2011 年、12 のオンライン詐欺」を発表した。
同社が注意すべきと呼びかける「2011 年、12 のオンライン詐欺」は、「iPad 無料提供詐欺」、「偽のメッセージによる旅行詐欺」、「偽のオンラインギフトカード」、「偽の転職紹介メール」、「スミッシング ―フィッシング目的のSMSメッセージ送信」、「偽のホテルサイト」、「収まらない不況を悪用した金融詐欺」、「危険な電子グリーティングカード」、「安価なオンラインショッピングオファー」、「チャリティフィッシング詐欺」、「危険なフリーソフトダウンロード」、「ホテルや空港の無線LAN」となる。
例えば偽のオンラインギフトカードについては、サイバー犯罪者は、ユーザーの情報や財産を盗み出し、なりすまし犯罪に利用したり転売したりする目的で、ソーシャルメディアを使用して偽のギフトカードサービスを送信するという。 マカフィーでは最近、Facebookを利用したケースを確認している。同ケースでは、米家電量販店Best Buyのファンページに似せたページに登録した先着2万人に「Best Buyギフトカード1,000ドル分」を提供すると掲載しており、ギフトカードに申し込むためには、個人情報を提示し、一連のクイズに答えなければならなかったという。
マカフィーはインターネットユーザーに対し、PCと個人情報を守るため、「オンライン取引を行う際は、サイトの安全性を証明するための第三者機関によるトラストマークやアイコンが掲載されている、信頼性の高いサイトのみを利用すること」、「スパムメールやテキスト、インスタントメッセージなどから届く、怪しげなサービスに反応しないこと」、 「メールに貼られたリンクのアドレスをクリックする際には、プレビューして定評あるサイトに進むリンクかどうか、必ず確かめること」、「標準価格や競合他社の価格をはるかに下回る価格オファーには、十分に注意すること」、「必ず信頼できる無線LANネットワークを使用すること」を順守するように呼びかけている。