2020年12月30日18:06
福井市は、運営する観光文化施設にTakeMeが運営するグローバルマルチ決済サービス「TakeMe Pay(テイクミーペイ)」を導入する。運用開始は2021年2月を予定している。
福井市では、 2023年の北陸新幹線延伸に向けて、今後、増加が見込まれる県外・海外からの観光客に対応するため、若手職員が中心となり、受け入れ環境の整備について検討を進めてきたという。施設利用料等のキャッシュレス化については、①観光客が利用する複数のキャッシュレス決済ブランドに対応している、②管理画面や入金サイクル等、 各種オペレーションが統一されており、取り扱いが容易である、③初期導入費用がかからない、という点を考慮してTakeMe Payを採用したという。TakeMe Payの導入により、現金取り扱いの削減による業務効率化や、接触機会が減ることで感染症予防対策の効果も期待しているそうだ。
なお、導入施設は、「名勝 養浩館(旧御泉水屋敷)庭園 」の入園料、物品等の売払収入、「福井市愛宕坂茶道美術館」の観覧料、呈茶料金、「福井市橘曙覧記念文学館」の観覧料、「福井市越前水仙の里公園水仙ドーム」の水仙の里公園使用料、「福井市越前水仙の里公園越廼ふるさと資料館」の水仙の里公園使用料、「福井市美術館」の観覧料、物品等の売払収入、イベント参加費、「福井市立郷土歴史博物館」の観覧料、物品等の売払収入、イベント参加費、「福井市自然史博物館」の入館料、物品等の売払収入、イベント参加費、「福井市足羽山公園遊園地」のエサ代、物品等の売払収入、イベント参加費、「福井市地域交流プラザ」の施設使用料、付属設備の使用料となるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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