2021年2月25日18:02
ジェーシービー(JCB)は、後払い決済市場における事業連携を目的に、ネットプロテクションズホールディングス(ネットプロテクションズHD)の第三者割当増資を引き受けたと発表した。今回の株式取得により、JCBの同社に対する出資比率は10.24%となる。
EC市場の成長と消費行動の変化に伴い、国内の後払い市場は年々拡大し、足元では約1兆円の規模となっているそうだ。ネットプロテクションズHDは、子会社であるネットプロテクションズを通じてBtoC EC向け後払い決済を軸にサービスを展開し、国内BNPL市場におけるシェアNo.1となるという。
同資本業務提携により、国内後払い市場において独自のノウハウとオペレーションを保有するネットプロテクションズと、総合決済ソリューションを提供するJCB双方の強みを活かし、「決済サービスの相互連携による利便性の更なる向上」や「R&D、オペレーション等幅広い領域における協業」を進めていく。
なお、ネットプロテクションズは、ジェーシービー(JCB)が提供するコード決済スキーム「Smart Code」を通じて、後払い決済「atone(アトネ)」を全国のローソン店舗(1万4,485店舗/2020年6月末時点)で、2020年7月16日より利用可能としている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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