2021年3月8日21:29
決済端末ベンダーの中国・PAX Technology(日本法人:Pax Japan)は、「アピタ」「ピアゴ」ブランドで、東海エリアを中心に約140店舗の GMS と食品スーパーを運営する総合小売業ユニーがオールインワン・モバイル決済端末「PAX A920」を採用したと発表した。
同端末は Android OSを搭載し、高精細のカラータッチパネルを採用することで、クレジットカード・交通系電子マネー・QR コードの各決済取引に加え、さまざまな用途に対応できる拡張性を有しているという。今回「PAX A920」の採用を決め、ユニー各店への導入を決めた日本リテイルシステムは、パン・パシフィック・インターナショナル HD(PPIH)グループの共通ポイント・電子マネー「majica」アプリや各店舗の日計報告アプリを実装させることで、キャッシュレス決済に留まらない売上管理等を含めた店舗オペレーションのさらなる効率化に期待しているという。
なお、「PAX A920」を開発・製造する PAX Technology は、2000 年に中国・深圳(シンセン)で創業し、現在は全世界100余カ国で累計 5,000 万台以上の端末販売実績(2020 年 12 月末現在)を持つグローバルベンダーだ。また、日本国内での販売は 2017 年に設立されたPax Japanが行っている。