2021年9月1日10:41
GMOペイメントゲートウェイの連結子会社で、対面キャッシュレス決済プラットフォームを展開するGMOフィナンシャルゲート(GMO-FG)は、PAX Computer Technology (ShenZhen) Co.,Ltd製の次世代型オールインワン決済端末「A920」(モバイル型)を2021年9月より発売すると発表した。
「A920」は、磁気カードや IC カード対応の接触型カードリーダーと、タッチ決済などで使用される非接触型カードリーダーを搭載している。
さらに、「A920」では、決済端末で通常必要となる①本体、②カードリーダー、③ピンパッド(暗証番号入力端末)の3つの機能が、コンパクトに1つの端末へ集約されているので、省スペース化が図れるだけでなく、移動や持ち運びも容易に行えるそうだ。また、クレジットカードの読み取り端末のセキュリティ基準であるPCI-PTS Ver5.x認定を獲得している。
「A920」ではAndroid OS採用により、決済機能に加えて様々な業務アプリケーションの搭載が可能だ。モバイル型端末(LTE通信モジュール内蔵)としてさまざまなシーンで利用できる。JCCA(日本クレジットカード協会)の定めるクレジットカードの共同利用端末(CCT) として各国際カードブランドの認定も取得しており、店舗での対面販売を軸とするさまざまな規模・業種のクレジットカード加盟店へ提供するそうだ。
今後「A920」は、国際ブランド付きクレジットカード決済をはじめ、銀聯カードや非接触 ICカード決済、さらに日本国内で経済圏を拡張している電子マネー決済事業会社、QRコード決済事業会社、全国共通ポイント事業会社、多通貨決済事業会社等と広範なアライアンスネットワークを構築し、アプリケーションの開発・搭載へ取り組むという。