2021年4月21日7:10
ネットプロテクションズは、 EC業界初のポストプライシング導入事例として、エルグランが運営する機能性エコバッグブランド「KABAG」での利用者の値決め結果を公開した。
「あと値決め」とは、 消費者が実際に体験した後で自ら「値決め」を行うことを可能にする仕組みとなる。
2020年8月~2021年1月までに取得した値決め結果を対象としているが、「あと値決め」を用いたエルグランの取り組みは注目を集め、価格入力者のうち46%が「環境保全活動のための寄付」の項目へ入力を行い、平均金額500円の寄付が達成されたという。
世界的にみても日本は寄付実施率が低いと言われており、内閣府の調査によると世帯の年間寄附金額は全体の中央値は「0円」であり、寄付経験者に限った場合でも1年間での寄付回数は、1回が30.2%、2回が23.1%であることを考えると非常に高水準の結果であるとしている。
また、値決めフォームのコメント欄には、平均文字数120文字を超えるコメントが寄せられたそうだ。エルグランでは商品開発をする上で、ユーザーの生の声やニーズを大切にしているため、実感を伴った具体的なコメントを100%取得できることは、今後の商品開発において改善サイクルを加速することができるとしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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