2021年6月25日15:00
アクルは、三菱UFJニコスと、クレジットカード不正検知・認証システム「ASUKA」を、三菱UFJニコスのネット通販加盟店に導入することで合意し、その取り扱いを2021年6月28日から開始すると発表した。
両社は今回、クレジットカードの不正使用被害の高止まりが続くネット通販における不正使用対策の導入促進を目的に業務提携を決めたという。
ASUKAは、ネット通販の利用者や使用する機器の情報などとアクル独自のデータベースを組み合わせて、カードの不正使用リスクをスコアリングする。また、疑わしい取引と判定した場合のみ、追加情報の入力による本人認証を促すことで、本人(真正)利用分をなるべく阻害することなく、なりすましなどのカード不正使用リスクを低減するという。
今回の業務提携により、①不正検知・認証システム「ASUKA」の初期導入費用を割引で提供、同システムの不正検知ルールの構築をアクルが代行し、加盟店の効率的な運用を実現、するメリットがある。
なお、 三菱UFJニコスが加盟店への同システムの取り次ぎを、アクルが加盟店へのサービス提供、導入後の運用サポートなどをそれぞれ担う。