2021年7月27日19:14
三越伊勢丹ホールディングスは、伊勢丹のオンラインギフトサイト「ムードマーク バイ イセタン」において、住所を知らない相手にもSNSやメールでギフトが贈れる「ソーシャルギフト」サービスで大口注文に対応した決済システムの運用を開始した。
2019年10月のサイト開設後、「ソーシャルギフト」サービスは、個人の利用者に加え、法人にも福利厚生やキャンペーン等で利用されていたという。今回のシステム改善により、1決済につき最大50件まで「ギフト受取専用URL」の同時発行が可能となり、より利用者のニーズに対応したサービスへと進化したそうだ。また、相手の住所を入力して届ける通常の配送ギフトにおける大口注文の運用も開始している。
「ソーシャルギフト」とは、 住所を知らない相手にもギフトが贈れるサービスだ。贈り主は「ムードマーク バイ イセタン」で贈るアイテムを選び、カートに入れたら『ソーシャルギフトで送る』をクリック。決済後に発行される「ギフト受取専用URL」をギフトを贈りたい相手にSNSやメールでシェアする流れとなる。届け先住所と配送日時は、贈られた相手が入力するため、相手の住所を知らなくても、在宅予定を聞かなくても気軽にギフトが贈れるそうだ。
これまでの「ソーシャルギフト」サービスは、1決済につき「ギフト受取専用URL」の発行は1件のみだったが、今回のシステム改善により、1決済につき最大50件までURLの同時発行が可能となった。活用シーンは、「キャンペーンの景品」「社員へのプレゼント・福利厚生」「株主総会・式典のお土産」「お中元・お歳暮・お年賀」「内祝い・引出物」「懇親会・オンライン飲み」などとなる。
今後、「ムードマーク バイ イセタン」では、より良いギフト体験を実現していくため、各ブランドやメーカーが行うノベルティの送付などに対し、 「ムードマーク バイ イセタン」の「ソーシャルギフト」サービスのシステム利用のみの提供も順次開始予定だ。これにより、 個人情報の取得やそれに伴う管理の業務負荷を軽減することができ、キャンペーン等のスムーズな進行が可能となる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト