2021年8月27日15:30
Okageは、モバイルオーダーシステム「Okage Go店外版」が、住友商事北海道の社内販売を効率化する仕組みとして導入されたと発表した。 第一弾の社内販売(2021年4月15日から2021年5月24日実施)では、 北海道有数の産地の一つ美瑛町のアスパラガスが取り扱われ、 約1か月の期間で500セットが販売されたという。
住友商事北海道は、コロナ禍での飲食店の時短営業などから農産品の消費減で苦境に置かれている地元生産者の支援およびフードロス削減、地域貢献へのアプローチの1つとして、 社内向けの農産品の販売を開始した。 そのための販売ツールとして、 特別にECサイトを立ち上げる必要もなくスムーズにポータルサイトの立ち上げが可能で、各社員がQRコードからスマートフォンで簡単に注文ができるOkage Go店外版を採用したそうだ。
Okage Go店外版は、テイクアウト注文を事前予約および事前オンライン決済できるサービスだ。注文情報は受信端末である「Okageデシャップディスプレイ」に集約され、注文伝票の一括管理が可能だ。 管理画面では商品ごとの在庫個数を設定でき、在庫がゼロになったとき、注文画面の商品の上に「売り切れ」マークが表示される。
住友商事北海道の社内ポータルサイトで、社内販売を知らせるとともに「Okage Go店外版」の注文画面へのURLを掲載する。社員は、社内販売の知らせに掲載されたURLから注文画面へ遷移、商品を選択し、「注文する」をタップする。注文送信前の画面にて、メールアドレス、電話番号、氏名、住所を入力し、次に進む。クレジットカードでのオンライン決済を行い、注文が送信されるという。
なお、住友商事北海道では、季節ごとに旬の食材をテーマに富良野産メロンやトウモロコシ等、美瑛町以外の特産物も取り扱いながら、年に3~4回の企画販売の実施を目指すという。将来的には、会員や特定の個人へ北海道産の美味しい農産品等、通常現地でしか買えない規格外品等を数量限定で販売するなど、“生産者と消費者”の双方が顔の見える取引のオンライン化をすすめ、地元農産品のブランド化や関係人口の構築などに役立てる方針だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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