2021年9月22日18:07
マネーフォワードは、2021年9月22日から、多様な決済手段を通じて業務効率化・キャッシュレス化を促進する「マネーフォワード Pay for Business」サービスを開始し、一取引あたり最大5,000万円の高額決済が可能な個人事業主・法人向けの事業用プリペイドカード「マネーフォワード ビジネスカード」を提供する。同社は、同カードを通じて、事業に関する支払のキャッシュレス化を実現するとともに、「マネーフォワード クラウド」との連携により、リアルタイムでデータを取得し、会計業務の効率化を実現するという。
同カードは、商品の購入や支払を行うことができる事業用のプリペイドカードだ。与信審査不要でカードを発行することができるため、すぐに利用できる。そのため、創業初期の企業であっても、多額のサーバ料金等をカード決済することができる。また、独自の与信ロジックによって最大月数億円規模の利用枠を提供する事前チャージが不要な「後払い機能」をクローズドβ版として提供している。
さらに、リアルカードやバーチャルカードを原則何枚でも発行できるため、従業員ごとにカードを配布することで、経費支払の用途にも利用でき、なおかつ、カードごとの決済上限額設定(カードコントロール機能)により、不正利用の防止が可能だ。その他、決済金額の1〜3%を「マネーフォワードポイント」として還元(1ポイント1円相当)するため、コスト負担の軽減にも繋がるとしている。
なお、年会費は無料で、提携ブランドはVisa、連携パートナーはインフキュリオン、オリエントコーポレーション、GMOあおぞらネット銀行となる。
今回、リリースキャンペーンとして、2021年12月31日までに同カードを新規に申し込みみ、1枚目のカード発行手続きを完了した個人事業主・法人に、「マネーフォワード ポイント」3,000ポイントをプレゼントする。
なお、今後は、カード不要でウォレットから直接支払が可能となるウォレット払いの提供範囲の拡大やQRコード払い等、さらなるサービスの開発を進めていくそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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