2011年1月26日18:12
NTTデータは、2010年4月から商用サービスを提供しているEV充電インフラシステムの電気自動車用充電スタンド利用認証サービス、および電気自動車用充電スタンド利用カードを集合住宅向けに提供開始したと発表した。同サービスは、充電器利用時の個人認証、充電利用実績の取得および提供など、電気自動車(EV)の充電器の管理・利用に不可欠な各種機能をクラウド型でサービス提供するものである。居住者向けの共用設備としてEVの充電設備を設置する集合住宅のオーナーや管理組合は、同サービスを利用することで、導入や管理運用が容易になるという。
同サービスの本格提供開始に先立ち、2010年12月28日から茨城県つくば市の集合住宅向けにサービス提供した事例ではカーシェア事業者が提供するEVカーシェアサービスと連携を実現している。集合住宅における同サービス利用として、EVの開錠や充電器の利用といった場面でそれぞれ認証用のICカードが必要となる。今回の事例では、同サービスとカーシェアサービスとの連携により、居住者はNTTデータのICカード1枚を充電スタンドの利用者認証に利用するとともに、EVカーシェアサービスの利用者認証としてもサービスを利用することができる。