2011年1月31日16:32
鳥取県とイオンは2011年1月31日、包括提携協定を締結することで合意したと発表した。今回の協定の目的は、鳥取県とイオンの双方が持つ資源を有効に活用し鳥取県の一層の活性化と県民サービスの向上に協働して取り組むことである。同協定により、鳥取県とイオンは、地産地消や県産品販路拡大、イオンの電子マネー「WAON」の活用、環境対策、観光振興、防災活動など10の項目について両者で協力してさまざまな取り組みを進めるという。
同協定の第一弾として、「山陰海岸ジオパーク鳥取砂丘WAON」を4月上旬から発行する。同カードは、中国・阪神エリア地方を中心としたジャスコやサティなど約50店舗で販売をスタートし、その後順次拡大予定。同カードが全国の9万5,500箇所のWAON加盟店で利用された場合、金額の一部を「鳥取砂丘再生会議」に寄付し鳥取砂丘の自然・文化を未来に伝える活動に役立ててもらうという。カードの発行手数料は1枚300円で上限は500となる。同社では初年度5万枚の発行を目標としている。