2010年11月4日14:00
イオンは11月4日に岐阜県と包括提携協定を締結すると発表した。今回の協定の目的は、岐阜県とイオンの双方が持つ資源を有効に活用し岐阜県の一層の活性化と県民サービスの向上に協働して取り組むことである。
岐阜県とイオンは、電子マネー「WAON」の活用や産業・観光振興、特産品の販売促進、防災、環境対策、食育、また、2012年に開催される「ぎふ清流国体・ぎふ清流大会」に関した取り組みなど、12の項目について包括提携協定を締結する。同協定により、WAONを活用した地域カードとして「ぎふすまいるWAON」を12月8日に発行する。なお、福祉に役立てられるWAONの発行は全国初となる。そのほか、豊富な岐阜県の農産物を使ったお弁当や惣菜などの共同企画開発、3大都市圏で岐阜県が実施する観光キャンペーンと連動したイオンショッピングセンターでの観光PRの実施、ジャスコでの高校生のインターンシップの受け入れなど、12の提携概要に沿った取り組みを岐阜県と協力して進めていくという。