2011年3月7日20:31
奈良県とイオンは3月7日、包括提携協定を締結すると発表した。今回の協定の目的は、奈良県とイオンの双方が持つ資源を有効に活用し奈良県の一層の活性化と県民サービスの向上に協働して取り組むことである。同協定により、奈良県とイオンは、電子マネー「WAON」の活用や地産地消・県産品の販路拡大、環境保全、観光振興など13項目について両者で協力してさまざまな取り組みをすすめるという。
同協定の取り組みの第一弾として、「古都ならWAON」を4月下旬から発行する。同カードがイオンの店舗をはじめ全国10万2,500箇所のWAON加盟店で利用された場合、その金額の一部を「奈良県地域貢献サポート基金」に寄付し、奈良の文化遺産やまちなみ保全などに役立ててもらうという。同カードは西日本エリアを中心としたAEON約100店舗で販売をスタートし、その後順次拡大予定。販売目標は初年度5万枚となっている。