2022年2月28日21:26
三井住友カードは、決済プラットフォーム「stera」シリーズに、決済端末を広告媒体として活用できるサービス「stera ads」と、②決済端末を会員証アプリ・ポイントカード・クーポン等の読取機として利用できるサービス「stera connect」の2つの新たなサービスを追加すると発表した。
三井住友カードが提供する決済プラットフォーム「stera」は、2019年10月にサービスの提供を開始し、これまでに 10 のさまざまなサービスを展開してきたが、今夏の上記2つのサービス追加により、合計 12 のサービスラインナップへと拡大する。
「stera ads」は、オールインワン決済端末「stera terminal」のディスプレイとレシートを活用し、自社販促における告知媒体として利用できるインナープロモーションサービスとなる。同サービスでは、「stera terminal」設置店舗は、WEB の専用管理画面を通じて、好きな広告媒体を作成、入稿できるという。作成した広告は、端末の画面(利用者側)やレシートを通じて、利用者に知らせることができる。
なお、サービス利用料は、初期費用不要。月額利用料のみで、2022年夏ごろの販売開始時期を予定している。
「stera connect」は、事業者が展開する会員証アプリ・ポイントカード・クーポン等のサービスを「stera terminal」で読み取ることができる認証サービスだ。これまでお店で、会員証等の読み取りのために設置していた専用読取機やプリンター、これに付随するマニュアル業務を「stera terminal」に集約することで、店舗DX を促進させるそうだ。
サービス利用料は個別見積りとなり、2022年夏ごろの販売開始を予定している。
「stera connect」に接続を予定している事業者は、トリニティ、バリューデザイン、日立ソリューションズなどとなる。
「stera connect」は、自社ポイントを発行する事業者や、汎用ポイントを運営するシステムベンダーとの接続を複数予定している。今後、事業者ニーズに対応するため、さらなる接続先の拡大を予定している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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