2011年2月15日9:00
モバイル決済がヒートアップしている。携帯キャリアだけでなく、携帯電話メーカーもマネーサービスに進出した。
エリクソンが発表したマネーサービスは、ショートメッセージのように個人間送金ができるというもの。
対象は新興国の携帯電話保有者。銀行インフラが整備されていない新興国では携帯電話が銀行口座の役割をする。
エリクソンの試算ではこのマネーサービスで10億人以上にメリットがあるという。
まず欧州とアジアで準備とコンセプトの検証をおこない、2年後にスタートする予定だ。エリクソンはいままで個人間送金のソリューションを開発し、必要な法規制やセキュリティ要件への対応を実施している。
エリクソンはこのプラットフォームを携帯キャリアや金融機関に提供する。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。