2022年5月24日8:30
ゆうちょ銀行は、2022年5月6日から、1枚で、ゆうちょ銀行のICキャッシュカード、Visaデビットカードとして利用できるキャッシュカード一体型Visaデビットカード「ゆうちょデビット」の取り扱いを開始した。同カードの取り扱いにおいては、三井住友カードが業務・システムの運営を受託し、同事業を全面的にサポートしている。ゆうちょ銀行に「ゆうちょデビット」の特徴について説明してもらった。
記事のポイント!
①キャッシュレス入門編として幅広い世代の利用を想定
②2種類のカードを用意、カード情報をカードの裏面に集約
③店舗とWebサイトでサービス訴求
④普段の生活の中で日常的に持ち歩くカードを目指す
⑤モバイル決済や法人カード等の構想は?
⑥三井住友カードが業務・システムの運営を受託
⑦デビット特有のインフラに関しての対応は?
⑧利用者のニーズに合ったキャッシュレスを提供へ
現金志向の人を含め幅広い利用に期待
カード情報をカードの裏面に集約
――まずはゆうちょ銀行にとって考えるデビットカードのメリットについてお聞かせください。7月で終了されるVisaデビットカード・プリペイドカード「mijica」ではプリペイド機能に加え、デビット機能を提供してこられましたが、当時感じたデビットの成果と課題についてご説明ください。
ゆうちょ銀行:デビットカードは、口座残高の範囲内でしか使用することができず、ご利用額は即時に口座から引き落とされるため、クレジットカードと比べて、使い過ぎの心配がありません。このため、キャッシュレス決済サービスの入門編として、現金志向の高いお客様など、幅広いお客様にご利用いただけるものと考えています。
「mijica」では、銀行口座に直結、かつ、即時払いという商品性に、お客様ニーズがあると確認できました。
――ゆうちょデビットの特に強調したい特徴についてはいかがでしょうか?
ゆうちょ銀行:ゆうちょ銀行の口座をお持ちのあらゆるお客様にお選びいただけるよう、ゆうちょ銀行のコーポレートカラーであるグリーンをベースに、「ゆうちょデビット ブラック」と「ゆうちょデビット ホワイト」の2種類のデザインを用意いたしました。Visa のタッチ決済機能を搭載していますので、スピーディーかつ安全にお支払いをすることが可能です。また、お客様の大切なカード情報をカードの裏面に集約することで、カードご利用時におけるカード情報の盗み見等のリスクを軽減し、個人情報保護のレベルを向上しています。
店舗とWeb申し込みが可能
普段の生活で常に持ち歩くカードを目指す
――どのようにお客様にゆうちょデビットを訴求されていきますか。申し込み手続きはウェブ完結が可能ですね。
ゆうちょ銀行:店舗及び当行Webサイトを中心に、お客様にご案内していきます。特に、すでに当行のデビットカードである「mijica」をご利用のお客様には、特別なキャンペーンもご用意しており、個別にご案内することを予定しています※1。
※1 サービス開始の2022年5月6日~7月31日までの間に、ゆうちょデビットを申し込んだ人で申し込み月の翌月末までに3回以上ゆうちょデビットを利用するとに、もれなく500円をキャッシュバックするキャンペーンを実施。さらに、mijica会員からゆうちょデビットに切り替えた人には、500円上乗せしてキャッシュバック(合計1,000円のプレゼント)。2022年1月1日時点でmijica会員であった人が対象。
また、多様なお客様ニーズに応えるため、窓口というチャネルに閉じることなく、申込みいただけるようにしたものです。なお、ゆうちょ銀行のホームページの「ゆうちょデビット 申込サイト」に加え、ゆうちょ銀行直営店には専用タブレット端末をご用意しておりますので、ゆうちょ銀行の窓口でお申込みいただくことも可能です。
――これまで他行で発行されていた国際ブランドデビットカードは、キャッシュカード一体型、分離型に分かれていますが、一体型を採用された背景についてお聞かせください。また、どの世代をターゲットにされていますか?
ゆうちょ銀行:キャッシュカード一体型とすることで、お客様が普段の生活の中で常に持ち歩くカードになることを目指しています。
クレジットカードよりも低単価を想定
三井住友カードの優れた実績を評価
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