2011年2月22日9:00
POSメーカーのベリフォン(VeriFone)は、ロンドンタクシーにデジタル広告つきのカード決済端末を提供すると発表した。
2010年12月にパイロットプログラムとしてスタートしたが、いよいよ本格展開することになった。
タクシー端末は、通常のクレジットカードやデビットカードに加え、非接触カードにも対応。デジタル広告を流すスクリーンもついている。
そこで流す番組配信もベリフォンでスタート。有名ブロードキャスターや広告主と契約している。リアルタイムメディアが特徴だ。
ベリフォンはタクシー端末を設置するだけでなく、清算業務も実施。タクシー運転手との清算は1週間に3回の頻度でおこなわれる。
ベリフォンのタクシー決済システムは、ニューヨークで実証済み。現在決済システムはニューヨークカブの50%に採用され、デジタル広告は90%に導入されている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。