2022年7月22日7:30
ブックオフグループホールディングスの子会社で、リユースショップ「BOOKOFF」等を運営するブックオフコーポレーションは、買取代金を電子マネーやBOOKOFF買取ポイントで受け取ることができる「キャッシュレス買取」サービスで、2022年7月14日よりPayPayの利用が可能になったと発表した。
これまで店舗で売った際の代金は、現金受け取りのみに対応しており、利用者は査定から買取代金の受け取りまで店舗に滞在する必要があったが、対面での接客を必要最小限にとどめ、査定の待ち時間の解消を目的に、ヤマトシステム開発が提供する「マルチバリューチャージサービス」を利用し、買取代金を電子マネーで受け取ることができる「キャッシュレス買取」サービスを2020年6月に全国のBOOKOFF店舗(約650店舗)で開始した。前期利用実績は昨年対比約130%と年々利用者は増加しており、利用者の約93%が「次も利用したい」と回答している。
これまでの「キャッシュレス買取」サービスは、買取代金を5種類の電子マネー、BOOKOFF買取ポイントでの受け取りと、買取金額を中央共同募金会(赤い羽根共同募金)への寄付を選択できたが、ユーザー数4,900万人を超えるPayPayの導入により、顧客利便性と快適性を高め、満足度の向上を図り、年間買取利用件数に対し、キャッシュレス買取利用率10%を目指すそうだ。
なお、代金などを受け取れる「PayPay」の種類は、「PayPayマネーライト」になる。
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ペイメントナビ編集部
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