2022年10月28日15:45
PayPayは、2022年10月に、インド共和国のハリヤナ州に同社初となる海外開発拠点「Pay2 Development Center」を設立した。IT人材を豊富に抱えるインドに拠点を設立することにより、現地の優秀な技術者を採用し、日本とインドの二拠点での開発体制を実現することで、開発スピードやプロダクト品質のさらなる向上を目指す。
PayPayは2018年の創業以来、インド大手のQR決済事業者であるPaytm(ペイティーエム)から技術支援を受け、年間約50回に及ぶアプリのアップデートを行ってきた。その結果、2022年9月には登録ユーザーが5,100万人を突破し、日本の人口の約2.5人に1人が利用するアプリとなっている。
これまでPayPayの開発部門においては、海外および日本から国籍を問わず年間数百名に及ぶ人材を採用しており、外国人比率は約7割と人材のグローバル化が進んでいる。今回、開発スピードとプロダクト品質のさらなる向上を目指し、Paytmの本拠地でもあるインドにPayPay初となる海外開発拠点を設立した。インドでの採用においても数百名のエンジニアを募集し、日本と同等の開発拠点へと発展させていく。日本とインドの二拠点での開発体制とすることで、開発スピードを加速し、プロダクト品質の向上も含めた開発力の抜本的な強化を目指す。
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ペイメントナビ編集部
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