2020年10月26日17:21
PayPayは、自社で運営するECサイトやアプリなどで提供するオンラインサービスの決済システムとして「PayPay」を導入できる開発者向けツール「PayPay for Developers」で、2020年10月26日より「PayPay」のミニアプリに関するオープンAPIの提供を開始すると発表した。
ミニアプリとは、PayPayのパートナー企業が提供するサービスの予約や商品の注文、支払いなどのサービスを、パートナー企業のアプリをダウンロードすることなく、「PayPay」アプリ内で利用できる機能となる。現在、「PayPayモール」「PayPayフリマ」「タクシー配車」「ボーナス運用」「お金を借りる」「Uber Eats」の6つのミニアプリが「PayPay」で利用できる。
同ミニアプリのオープンAPIを提供することで、ミニアプリで自社サービスを展開したい企業側での開発が簡単に可能となり、3,300万人以上が利用する「PayPay」をプラットフォームとして活用し、新規顧客の獲得や利用者の拡大につなげられるという。また、PayPayは、決済という機能を超えてさまざまな企業のサービスと連携することで、これまでよりもスピーディーに、より多くの企業のサービスをミニアプリとして提供でき、ユーザーの利便性をさらに向上させたいとした。