2022年11月7日21:17
JR東日本は、2022年11月8日、東京駅構内のシェアオフィス「STATION DESK東京丸の内」をリニューアルオープンすると発表した。
STATION DESK東京丸の内は、2019年11月の開業後初となる大規模改良を経てリニューアルオープンする。今回新たに完全個室型のシート『BOOTH』(8~11)を4席増設する。 エキナカのSTATION BOOTHと同様のセキュリティ空間で、WEB会議や集中ワークに活用可能だ。
その他「SHELTER」・「CAVE」・「CAPSULE」タイプの座席は従来通り利用できる。いずれもパーテーションで区切られているタイプの座席となっているため、ワークスタイルに合わせて選択できる。
STATION DESK東京丸の内のSUPPORT AREA内に、顔認証機能付きの複合機・冷蔵スマートショーケースを設置する。STATION WORK会員ログイン後にリンク先より実証実験の利用規約に同意して、顔画像を登録した人は、複合機の端末に顔をかざすだけで印刷・コピーができるため、ユーザーIDやパスワードを入力する手間が不要だ。また冷蔵スマートショーケース内の飲料も、顔認証により手ぶらで受け取りできる。実施期間は、2022年11月8日~2023年1月31日を予定している。
なお、エプソンのスマートチャージ対応の複合機および認証印刷オプション「Epson Print Admin」と、パナソニック コネクトの顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」と接続・連携することで、複合機の横に設置したタブレット端末に顔をかざし本人認証を行い印刷ができる仕組みを開発した。今回の実証実験では、会員1日あたり20枚までの印刷とコピーをカラー/モノクロともに無償で提供する。
また、顔認証 冷蔵スマートショーケースは、飲料などの冷蔵商品を、顔認証により解錠できるショーケースで無人提供する。これにより 従来は人手を要していた飲料の提供、販売する場面において、顔認証で非接触認証し、サービス提供することが可能になる。飲料は、JR東日本クロスステーションが運営する「acure made」の商品である青森りんごシリーズなどを提供する。1回の利用につき、一人1本までとなる。
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ペイメントナビ編集部
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