阪急三番街で実証開始、アプリにデジタル地域通貨提供(MRI)

2022年12月23日17:35

三菱総合研究所(MRI)は、2023年1月10日~2月10日まで、大阪市・阪急三番街で一人ひとりの環境配慮行動を促す実証実験を実施すると発表した。地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region Ring」を活用し、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた脱炭素型のライフスタイルづくりにつなげるという。

アプリの画面および機能イメージ(MRI)

MRIは、環境省「令和4年度ナッジ×デジタルによる脱炭素型ライフスタイル転換促進事業」の一環として、スマートフォンアプリを用いて、CO2排出量の削減につながる環境配慮行動を促進する実証実験を実施する。大阪市・阪急大阪梅田駅直結の商業施設「阪急三番街」への来館者等を対象に、環境配慮行動の実践に対して店舗での支払いなどに利用できるポイントを付与することで、環境配慮行動の促進や習慣化を目指す。

MRIは、同実証の事業プラットフォームとして「Region Ring」を提供するとともに、実証全体の企画・運営・効果検証を行う。

対象者は、阪急三番街への来館者等 1,300名程度となる。阪急三番街への来館者は、日常の買い物や飲食の機会に同実証に参加可能だ。また、ポイントの獲得を通じて自らの環境配慮行動の実践状況を把握できる。飲料購入時、プラスチックカップの代替としてマイボトル・マイカップを利用する。また、店頭で、不要になった衣類回収に協力する。さらに、飲食店での食事の際に食べ残しをしないこととなる。阪急三番街内の12店舗にて、グリーンアクションポイントのポイント付与および利用が可能だ。

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ペイメントナビ編集部

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