2023年3月15日16:30
ETCソリューションズは、駐車場など高速道路以外の施設でETC技術を活用して料金支払いなどができるサービスである「ETC多目的利用サービス」(サービス名称 「ETCX(イーティーシーエックス)」)を提供しているが、2023年4月1日(10時)から、熱海インフラマネジメントが運営管理する、熱海ビーチラインにおいて、「ETCX」の運用を開始することになった。
熱海ビーチラインは、神奈川県と静岡県県境付近の門川交差点から静岡県熱海市東海岸町(お宮の松)付近に至る延長約6.1kmの観光有料道路となる。なお、熱海ビーチラインでは、「ETCX」を利用する人に向けた専用の料金割引である【ビーチラインX割引】がある。「ETCX」の利用回数に応じて通行料金の割引が自動で適用されるもので、事前の申し込みが必要となる。
なお、「ETCX」はETCソリューションズが提供する、会員登録制のETC多目的利用サービスとなる。ETCカードとクレジットカードを用いて、予め『ETCX』に会員登録を行ったのち、会員登録したETCカードを車載器に挿入することで、高速道路以外の有料道路、ガソリンスタンドなど、『ETCX』ロゴマークが掲示してある施設・店舗で車に乗ったまま、利用料金や買い物代金を支払うことが可能だ。今後は、全国各地の有料道路、空港やレジャー施設の駐車場などから順次「ETCX」が使える場所を増やしていき、同時に利用者も増やしていきたいと考えているという。
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ペイメントナビ編集部
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