2023年8月21日12:40
施設特化型オーダーマネジメントシステム「NEW PORT」を運営するスカイファームと、横浜赤レンガ倉庫を運営する横浜赤レンガは、横浜赤レンガ倉庫イベント公式アプリと連携したモバイルオーダーシステム「NEW PORT」を通年イベント向けに導入する共同実証実験を開始した。
同サービスは赤レンガ倉庫のイベント公式アプリと連携しており、アプリ内から遷移し商品の閲覧・注文が可能となる。また、公式アプリのインターフェースを踏襲し、「開催中のイベント」に加え「開催予定のイベント」のメニュー情報を掲載することで、次回イベントへの来場機会を創出するそうだ。
モバイルオーダーの導入により、これまで課題であった店頭の行列を解消し、事前に注文・決済を済ませ、各店舗では商品を受け取るだけとなる。さらにNEW PORTは複数店舗の商品を同時に購入できる「買いまわり」機能を備えており、家族連れやカップルで訪れた場合もそれぞれが好きなものをタイムリーに注文できるようになる。
また、注文受付や決済業務はNEW PORTが代行する。混雑によるチャンスロスを減らし、より多くの来場者と非接触かつスピーディに決済できるオペレーションを実現可能だとしている。
なお、同実証実験は「Red Brick Island 2023」に出店する計6店舗に8月20日〜8月27日の期間中NEW PORTを導入し、店頭混雑の緩和、店舗オペレーションの簡素化、来場者の快適なイベント体験に寄与するかを検証する。
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ペイメントナビ編集部
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