2020年11月25日18:56
デリバリープラットフォーム「NEW PORT」の運営会社であるスカイファームは、横浜フリエスポーツクラブと協業し、神奈川県のコロナ対策支援のプロジェクトとして採択された、スタジアムフードのデリバリー事業を11月25日の明治安田生命J1リーグ 清水エスパルス戦より本格ローンチすると発表した。
同サービスは、横浜FCが「クラブメンバー及びシーズンシートホルダー」会員を対象に実施した「ニッパツ三ツ沢球技場のスタジアムフードに関するアンケート」をもとに、①料理、店舗の選択肢の増加、②待ち時間の短縮、③キャッシュレス対応、④コロナ禍における行列(密な状況)の回避などの問題を解決し、スタジアム観戦をより満足度の高いものにする新しいサービスであるという。導入店舗は、センターグリル、THE HOF BRAU、wacca from Hokkaido、カヤバヤ、とんかつ 檍となる。
今回のプロジェクトを開始するにあたり、地元横浜の名店グルメをニッパツ三ツ沢球技場にデリバリーし新しい観戦体験を創出するサービスの導入検討のため、横浜FCにてアンケートを実施した。アンケートでは、過去スタジアムフードを購入したことがある人に対し「ニッパツ三ツ沢球技場のスタジアムフードに対しての満足度」を調査したところ、その結果約50.1%の人が「やや不満」「不満」と回答し、スタジアムフード改善の余地が大きくある結果となったそうだ。また、「料理、店舗の選択肢を増やしてほしい」「待ち時間をもっと短くしてほしい」「キャッシュレス決済がいい」などの回答が多く見られ、スタジアムフードの利用拡大のためにこれらの課題の解決が必要であることがわかった。今回のプロジェクトでは、これらの問題を解決し、コロナ対策のプロジェクトとして、新たなスタイルでのスタジアムフードの提供を行っていきたいとしている。
スカイファームは、横浜ハーバーエリアでのテイクアウト・デリバリー「NEW PORT」をモデルとして、発注システム、受注管理システム、配送管理システムを3点セットで全国向けにクラウドサービスとして2021年より展開している。
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ペイメントナビ編集部
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