2011年4月12日15:39
クレジットカード、信販会社のジャックスは、住宅リフォーム情報サイトを運営するホームクリップと、リフォームローンの取り扱いに関する包括契約を締結したと発表した。同契約は、 ジャックスがホームクリップの運営サイトに登録するリフォーム会社と個別契約を交わす際の提携条件などを包括的に取り決めるものである。今後、登録するリフォーム会社との個別契約の準備が整い次第、同条件による住宅リフォームローンの取り扱いを順次開始するという。
昨今の住宅リフォーム市場は、太陽光発電や住宅エコポイントによる需要喚起に加え、中古住宅売買市況の回復などもあり、拡大傾向にある。また、住宅リフォーム事業については、地場工務店をはじめリフォーム専業会社やハウスメーカーなど、全国のさまざまな業種が展開している。さらに、リフォーム工事の費用は、施工会社やケースによりさまざまなため、消費者は安心してリフォーム工事を依頼できる会社を、Web上で検索し選定していく傾向が強まっているそうだ。
今回、ジャックスが包括提携したホームクリップは、徹底した情報開示と利用者の満足度評価により、安心して依頼できる事業者のみ紹介するリフォーム総合ポータルサイトを運営(登録事業者1,000社)しているという。ホームクリップのサイトでは、利用者の近くのリフォーム会社情報や会社の選び方・概算金額・最新事例集など、リフォームに関するさまざまな情報を提供している。すでに同サイトは、日本最大級のリフォーム会社検索サイトとして、月間20万件超のアクセス数を誇っている。
ジャックスは、ホームクリップとの包括契約の中で、通常の住宅リフォームローンやソーラーローンに加え、住宅版エコポイント対象工事など、環境に配慮したリフォーム工事には、優遇料率を設定している。また、「住宅リフォーム瑕疵担保責任保険」付きの工事にも、優遇料率を適用する。