2023年10月12日9:00
アパレルやファッションに関連する専門店である「ファッションワールド東京2023秋」(主催:RX Japan)の「第2回 ファッション DX EXPO 秋」が2023年10月10日~12日まで東京ビッグサイトで開催されている。
ファッションワールド東京は、世界30カ国、約1,150社(昨年比400社増)が出展する国内最大級のファッション展示会であり、世界中から2万3,000名の来場が見込まれている。「第2回 ファッション DX EXPO 秋」では、ファッション・アパレル業界向け 注目のDX・IT製品が展示されている。
旭化成の偽造品防止ソリューション「Akliteia」は、複製が困難な偽造防止ラベルと専用の真贋判定デバイスにより、アパレルなどのメーカーの拠点と流通経路で真贋判定が可能な偽造防止ソリューションだ。メーカーの拠点と流通経路で真贋判定を行うことで、出荷や流通証明が可能だという。
インターファクトリーは、クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」を紹介した。ハイエンド向けのプラットフォーム「ebisu commerce」、ECパッケージとASPの両システムのメリットを兼ね備えた「ebisumart」、ECサイト構築ツール「ebisumart zero」ECビジネス成長支援事業「ebisu growth」といった製品群がある。
ヤプリは、アプリ開発・運用・分析をノーコード(プログラミング不要)で提供するアプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」、組織のエンゲージメントを高める社内アプリ「Yappli UNITE(ヤプリ ユナイト)」を紹介した。
三菱商事は、ECやレンタル商品の発送・返却・返品ができる「スマリサービス」を紹介した。ローソンに設置されている「スマリボックス」に加え、自宅や宅配ボックスから商品の発送や返品が可能だという。
Sally127(サリーワンツーセブン)は、バーチャル試着プラットフォームを紹介した。バーチャル試着技術「あとおしちゃん」は、顧客に試着の機会を提供可能だ。青山商事では、バーチャル試着サービスを「洋服の青山」公式オンラインストアで導入しているが、同社のプラットフォームが使われている。
INFORICHは、モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT」を紹介。すでに複数の大手アパレルショップで設置されている。充電器の貸し借りをするスタンドを店舗に設置するだけで、店舗に利用者が利用可能だ。また、サイネージに商品やサービスの告知も可能だという。
プレイドの「KARTE(カルテ)」は訪問者の行動や感情をリアルタイムに解析し、一人ひとりに合わせたCXを実現するプラットフォームとなる。同展示会ではアパレル向けの導入や活用事例を紹介している。
なお、「ファッションワールド東京2023秋」は、「