2023年10月26日7:30
NTTドコモは、流通小売業におけるバリューチェーン全体のマーケティングをサポートする「ドコモリテールDXプログラム」を2023年10月25日から提供開始した。
同プログラムは、ドコモが保有する9,600万を超えるdポイントクラブ会員の属性情報や位置情報などの各種データと、d払い/dポイント加盟店である流通小売企業が保有するID-POSデータ(購買情報)を利用者から同意をもらっている範囲で組み合わせ、ドコモの独自AIエンジン「docomo Sense」を活用して統計化することで、集客支援や店舗仕入れの最適化など流通小売企業それぞれに最適なソリューションを組み合わせ、バリューチェーン全体の課題解決をサポートするものだ。商圏および顧客の可視化・分析を行うダッシュボードや、ドコモの子会社であるDearOneが提供する流通小売企業の会員アプリ開発サービス「ModuleApps2.0」、アプリを活用した広告配信サービスにより広告収入を得ることができる「ARUTANA」なども合わせて提供が可能だ。
これらについて、インテージホールディングスのデータ分析・インサイト導出力や、フェズの知見を活かし、集客支援や、店舗ごとの商品仕入の最適化などのマーケティング活動を実行支援する。
ドコモデータと「docomo Sense」を活用し、統計情報の形で、商圏および顧客の可視化や、顧客のプロフィール・ライフスタイル・ライフステージごとでのさまざまな分析が可能なダッシュボードを提供する。効果的な集客・販促施策、新規出店候補地のポテンシャル分析など流通小売企業のマーケティングに活用できる。さらに、流通小売企業が保有するID-POSデータ(購買情報)とドコモデータを利用者から同意を得ている範囲で連携することにより、商品・カテゴリ別の売上分析、商品軸での顧客分析、販促施策の効果検証など店舗運営に必要なデータ分析をワンストップで提供する。
同ダッシュボードは、ID-POSデータを常時連携できるd払い/dポイント加盟店は無料で利用可能だ。
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