2023年10月27日7:30
静鉄タクシーとCommunity Mobilityは、国土交通省の「令和5年度 共創モデル実証プロジェクト」に採択され、「交通×まちづくり共創プラットフォーム(以下「共創PF」)」を2023年7月に始動させたと発表した。今回、共創PFは、藤枝市が掲げる地域公共交通計画の実現を目指し、AIオンデマンド交通「ふじえだmobi」を11月1日から実証運行開始する。
AIオンデマンド交通「ふじえだmobi」は、街の人が毎月少しずつ負担することで、エリア内を自由に移動できる運転手付きの車を複数台共有する感覚で利用でき、通勤通学、子供の送迎、買い物、家族での外出などの利用を想定する。
今年度の実証運行は、2023年11月1日~12月31日までの2カ月間にわたり実施し、スマートフォンのアプリや電話で予約することで、誰でも「ふじえだmobi」を利用できる。同実証では、用途に応じて選べる3種類のサブスクリプションプラン(定額乗り放題プラン、回数券プラン(3回・5回・10回・20回)、1日乗り放題プラン)と乗車ごとに料金を支払うワンタイムプランを提供する。
また、地域の事業者の協賛によるクーポンを提供する。mobiに乗車して来店した人への無料クーポンや割引クーポンなどを用意しているそうだ。
今後、実証運行を通して得られた移動データや利用者ニーズ、行動変容などについて分析し、既存の公共交通との接続性や地域の商店や飲食店、観光事業者などサービス分野との連携可能性についても検証し、地域一体となった公共交通の維持・活性化に取り組むという。
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ペイメントナビ編集部
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