「トレタ予約台帳」でクレカ登録によるキャンセル料徴収が可能に(トレタ)

2024年1月9日19:20

トレタは、飲食店向け予約/顧客台帳サービス「トレタ予約台帳」のオプション機能に「トレタ キャンセルプロテクション」を追加したと発表した。

トレタ キャンセルプロテクション利用の流れ(トレタ)

トレタ キャンセルプロテクションは、飲食店の予約時に、顧客が予約フォームにクレジットカード情報を登録することで、キャンセルや予約変更が発生した場合に、キャンセルポリシーに従って、飲食店がキャンセル料の徴収ができる機能だ。同機能により、飲食店にとっては直前キャンセルやノーショー(無断キャンセル)による損失をなくし、キャンセル料徴収の手間が省ける。一方、予約した人にとってもスムーズにキャンセル料の支払いが完了するという。

同機能は、デポジット(事前預かり金)とは異なり、事前に決済は行わずに与信枠を確保するだけの機能にフォーカスして開発されたという。同機能で決済を行うのは、あくまでも無断キャンセルなどが発生した人だけが対象だ。これにより、予約通り来店した人の会計は、これまで同様に店内で支払うことが可能なため、現場の会計オペレーションを混乱させずに導入することが可能だとしている。

同機能では、自店の公式サイトやSNSなどに予約ページのURLを貼り付けることも可能で、トレタ予約台帳とリアルタイムで連動しているため、24時間・365日いつでも予約できるオンライン予約の利便性を提供しながら、同時にノーショーのリスクを解消することができるという。日にち、時間帯(ランチ・ディナー)ごとに同機能の設定をわけることもでき、店舗の事情に合わせた運用が行える。

また、従来より提供している「トレタかんたんウェブ予約」との併用も可能で、例えば常連客にはクレジットカード情報の登録の手間がないトレタかんたんウェブ予約を案内し、新規顧客や一定金額以上のコースメニューを予約した人には同機能の予約フォームを案内してキャンセルによるリスク軽減を図るなど、個別の対応もできるそうだ。

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