2018年11月5日9:24
TableCheck(テーブルチェック)は、飲食店・レストランにおいて電話予約の無断キャンセルを防ぐ業界初の機能「電話予約向けキャンセルプロテクション」の利用申し込み受付を2018年11月5日より開始した。
同機能により、予約顧客管理システム「TableSolution(テーブルソリューション)」を利用する飲食店では、電話予約・ネット予約の両方で無断キャンセルや直前キャンセルの対策が可能になる。
現在、飲食店の予約手段でもっとも多いのは「電話予約」だが、2018年5月に同社が実施した「第1回 飲食店の無断キャンセルに関する消費者意識調査」では、 無断キャンセルをした際の予約手段の約6割が「電話予約」と、無断キャンセルが最も発生しやすい予約手段でもあることが明らかになったそうだ。
予約顧客管理システム「テーブルソリューション」のクレジットカード決済機能「キャンセルプロテクション」は、予約時に事前決済や与信をとることで無断キャンセルを抑止する機能となる。2017年6月の提供開始から約800店舗に採用されている。しかし従来の機能では、ネット予約のみに対応した機能であったため、「電話予約」の無断キャンセル対策は行えていなかった。
「電話予約向けキャンセルプロテクション」では、電話で予約を受け付け時に、飲食店側が仮予約を入力すると、予約希望客にクレジットカード情報入力フォームがSMSまたはEメールで自動送信される。予約希望客が有効時間内にクレジットカード情報を入力すると、 テーブルソリューション上の仮予約が自動で本予約に更新され予約が完了する。また有効時間内に手続きが行われなかった場合、仮予約のキャンセル処理もシステムが自動対応するそうだ。
同機能の提供により、飲食店は従来の予約オペレーションを変えることなく、人手を掛けずに、電話予約とネット予約の両方で無断キャンセル対策が行えるという。