空き家・古家所有者向け「解体の窓口ローン」商品化(オリコ/バリュークリエーション)

2024年5月30日9:15

オリエントコーポレーション(オリコ)は、バリュークリエーションと、社会問題となっている「空き家問題」の解決に向けて「解体の窓口ローン」を商品化したと発表した。

「解体の窓口ローン」は、解体の窓口の利用者向けに提供する無担保保証性ローンだ。空き家の解体費用に加え、その後の建替えや土地活用のために必要な資金など、空き家に関わるさまざまなニーズに対応できるローンだという。個人の利用者を対象とし、利用金額1,000万円、利用期間15年まで利用可能だ。

なお、同ローンについては、2021年7月からオリコと提携するクラウドローンの仕組みを活用している。

日本における空き家問題は深刻化しており、2023年の時点で900万戸の空き家が全国に存在している。なかでも利用目的のない「その他空き家」は2030年までに470万戸と推計されており、利活用や解体を通じて抑制する動きが求められており、空家等対策の推進に関する特別措置法の改正施行など、その解決に向けた動きが注目されている。

そのような状況のなか、オリコでは、空き家の利活用促進など持続可能な地域づくりに向けた取り組みを進めてきたそうだ。

「解体の窓口ローン」の概要(オリコ/バリュークリエーション)

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