2011年5月25日15:08
ドラッグイレブンとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、Tポイントサービス導入に関する業務提携に合意し、2011年7月1日から、ドラッグイレブンが九州・沖縄で展開するドラッグストア「ドラッグイレブン」など169店舗でTポイントサービスを開始すると発表した。ドラッグストア業界でのTポイントサービス導入は初となる。
ドラッグイレブンでは、自社ポイントサービス「パピーポイント」を共通ポイントサービスである「Tポイント」へ切り替えることで、ドラッグストア業界の中で先駆けた新しい取り組みとして、会員向けサービスを拡大し既存会員の利用拡大を狙う。また、九州・沖縄の人口の28.8%にあたる420万人のT会員に対して来店促進施策等を行うことで、新規顧客開拓を目指す。さらに、Tポイントサービス開始と同時に、折込チラシによるセールやポイントアップデーの設定日を見直すという。
同社では6月1日からTカードの発行を開始。ドラッグイレブン、Bellezza IDUROの169店舗において、サービス開始前に入会した人を対象に抽選で合計3,000人にTポイントが当たるキャンペーンも実施する。
Tポイントの付与レートは、買い上げ200円(税込210円)につき1ポイント。また、マイバッグポイント(レジ袋が不要な人に買い物1回につき1ポイント)、ボーナスポイント(キャンペーン商品等、特定の商品の買い物が対象)も貯めることが可能だ。Tポイント使用レートは1ポイントにつき1円となる。
CCCは今回の提携により、九州・沖縄エリアにおけるさらなるTポイント認知向上および利用率向上に期待している。また、他のドラッグストアチェーンでのTポイントサービス拡大に向けて取り組む方針だ。