2024年9月11日10:00
三井不動産リアルティは、同社の時間貸駐車場事業「三井のリパーク」において、精算機を使わずにスマートフォンのみで駐車料金の支払いが完結するキャッシュレス決済サービス「スマホ精算」を2024年9月10日より開始した。
同社は、駐車場事業「三井のリパーク」を展開し、日本全国約1万6,000カ所で駐車場を運営している。三井のリパークでは、これまでに現金、クレジットカード、交通系ICカードやQRコード決済などの駐車料金の決済手段を用意してきた。
新たに開始した同サービスでは、精算機に掲示されている専用QRコードを読み取るか、三井のリパークのホームページ内より対象の駐車場を検索することで、各決済アプリより精算を完了できる。利用可能な決済アプリは「PayPay」、「楽天ペイ」、「d払い」、「au PAY」の4種類。同サービスにより、従来の駐車場でストレスとなっていた駐車位置番号を確認した後に精算機に戻る手間や現金での支払いによる煩わしさがなくなり、利用者の利便性が向上する。また、事前のアプリダウンロードや会員登録も不要で、手間なく精算することが可能だ。
同サービスは、9月10日より順次全国約1万カ所の駐車場に展開していく予定だ。今後も「三井のリパーク」では、今般のスマホ精算にとどまらず、駐車場機器レス化の推進や決済サービスの拡充など、より快適な駐車場サービスの実現、提供に取り組んでいきたいとしている。
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ペイメントナビ編集部
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