開成学園の生徒が企画・開発した「学食ネット」の提供元に(アヴァント)

2024年10月15日13:07

ミガロホールディングスグループのアヴァントと、学校法人 私立開成学園(開成高等学校)は開成学園の食堂(運営会社:トラスティフード)で導入されるモバイル注文Webアプリ「学食ネット」の開発を協力し、生徒さんが卒業した後も「学食ネット」を継続的に運営していくため、アヴァントがサービス提供元になり、その後の運用をすると発表した。

左から、開成学園 周さん、秋山さん、アヴァント 鈴木社長(アヴァント)

また、「学食ネット」は、開成高等学校に在籍する3年生および2年生の生徒が、食堂における食券機に並ぶ列の混雑を課題と捉え、自ら企画提案、開発までを行った。

私立開成学園は併設混合型中高一貫校であり、在校生徒数は延べ2,000名を超えており、昼食時には多くの生徒が食券機に並び、食券を購入する必要があり、食事する時間が限られてしまうなどの課題があった。

開成高校3年の秋山弘幸さん、同じく2年の周詩喬さんは食券機に関するアンケートを実施したところ、約6割の生徒が食券機の待ち時間が長く利用を諦めたことがあり、半数以上が食べる時間が足りず急いで食事をしたことがあると回答し、食券機の待ち時間に多くの生徒が不便を感じていることがわかり今回の企画・開発に至った。

秋山さんが、卒業後もサービスが継続するためにはどうしたらいいか模索していたところ、開成OBのSNSに相談を投稿してみたら、開成高校のOBであるアヴァント 代表取締役 鈴木将親氏をはじめ何社かが返信をした。数社と話して、セキュリティ面やプライム上場企業グループであること等から信頼性があると思い依頼を決定したそうだ。秋山さんが食堂運営会社、決済会社との交渉を成立させ、企画が実現した後は、アヴァント技術チームによる周さんのソースコードレビューや、システム開発面の技術的な助言、アイデア提供を行ったという。

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