2024年10月18日7:40
デジタルガレージ(DG)は、りそなホールディングス(りそなHD)と、2024年10月17日、B2B決済サービス 「請求書カード払いオンライン」 の提供を開始した。りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行のサービス提供開始は同日より、みなと銀行は2025年1月以降に提供を開始する。なお、同取り組みはDGとりそなHDの資本業務提携に基づく取り組みとなる。
企業間決済市場において、2024年の電子帳簿保存法改正や、2026年の手形・小切手電子化などが予定されており、決済手段の移行に伴う業務負担が予測される。また、クレジットカード決済は、キャッシュフローの改善と資金管理の一本化も実現できることからニーズが高まっており、法人のクレジットカード発行枚数が2014年3月末から2022年3月末の8年間で約2倍に増加している。
これに対応し、中小企業の決済業務効率化を推進するサービスとして、DGとりそなHDは、本件B2B決済サービス「請求書カード払いオンライン」の提供に向け、協力してきた。
「請求書カード払いオンライン」は、銀行振込の請求書をクレジットカード払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を繰延できる決済サービスだ。りそな決済サービスが、委託先であるDGを通じて、顧客の請求書の振込を代行することで、カード払いに対応していない取引先に対しても、クレジットカードを利用した支払いが可能だ。
なお、取引先に対しては顧客の名義で振込が実施される。また、手数料はカード決済金額の3.0%(税抜、月間手数料なし)となる。取扱ブランドはVisaとJCBだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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