2011年6月16日7:00
シナジーメディアは、交通系ICカードや流通系電子マネーを活用したタッチソリューションの提供を行っている。同社では、デジタルサイネージと非接触ICカードを連携させたソリューションの導入事例を築いている。
まず、水戸駅南口駅にあるエクセルみなみでは、3階正面入り口に設置したクーポン抽選・発券機【なっとうポン】に、JR東日本の「Suica」などのICカードをタッチすると、1日1回、スロットにチャレンジすることができるサービスを実施している。Suicaを持っている人であれば誰でも参加可能だ。エクセルみなみでは、2011年5月25日から端末を常時設置している。
また、㈱セブン&アイホールディングスグループである㈱モール・エスシー開発が開発・運営するショッピングセンター「Ario」では、6月1日~7月31日まで、全店で「ナナコdeタッチラリー」を開催している。利用者は、電子マネーnanaco」または「モバイルnanaco」をArio各店のタッチラリー端末に3回タッチすると自動的に抽選がスタート(アリオ各店1日1回)。nanacoをタッチした利用者は、アタリが出た場合、当選レシートを発券し、景品引き換え場所に持参する。Arioでは、抽選でセブン&アイ共通商品券5,000円分を77人(A賞)、セブン&アイ共通商品券500円分を7,700人(B賞)、nanaco オリジナルグッズを7,700人(C賞)にプレゼントしている。
なお、同ソリューションは、広告代理店の㈱エイムクリエイツが企画した「クーポンタイム」という販促サービスで同社が各社に提案導入したもの。タッチソリューションをシナジーメディア㈱、デジタルサイネージはPDC㈱が協業して担当した。