2024年12月20日7:59
中部電力ミライズと住信SBIネット銀行は、2024年5月23日、エネルギーと金融を組み合わせたサービスの開発に関する合意書を締結し、検討を進めてきたが、2024年12月19日より、電力業界として初となる家庭向け銀行サービス「カテエネBANK」の提供を開始した。
「カテエネBANK」は、住信SBIネット銀行のBaaS(Banking as a Service)である「NEOBANK」を活用した、中部電力ミライズの銀行サービスだ。
利用者は、「カテエネBANK」アプリをダウンロード後、口座を開設し、中部電力ミライズの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」のアカウントと連携してもらうことで、預金・振込・融資等の銀行サービスをアプリ内で完結して利用できる。
また、中部電力ミライズの電気・ガス料金を「カテエネBANK」の口座振替で支払うと、銀行サービスの利用状況に応じて、毎月支払い額の最大5%がカテエネポイントで還元される(一月あたり3,000ポイントが上限)。貯まったカテエネポイントは、電気料金の支払いや提携先ポイントへの交換に利用可能だ。
利用者は、セブン銀行、ローソン銀行、ゆうちょ銀行、イオン銀行、イーネットなどのATM利用手数料が毎月5回まで無料だ。また、他行宛の振込手数料も毎月5回まで無料となる。
さらに、残高照会・振込・デビットカード等の銀行取引や目的別口座管理、SBI証券との連携などの機能をスマートフォンアプリから利用できる。また、マイナンバーカードや運転免許証があれば、最短即日で口座を開設できる。
中部電力ミライズは、「カテエネBANK」の提供開始に伴い、2025年5月31日までに口座を開設し、10万円以上を預金した人に、カテエネポイントを5,000円分進呈するキャンペーンを実施する。
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ペイメントナビ編集部
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