2011年6月28日19:29
インターネット上でポイントを使ったマーケティングを行う21社で構成する日本インターネットポイント協議会(JIPC)は、2011年6月28日、加盟企業合同で「不正対策マニュアル」を発表した。
今回、JIPC参加企業で策定した「不正対策マニュアル」は、「入会」「会員管理」「広告登録」「ポイント交換」「表記」の分類にて、合計9つの項目で構成している。各社による不正防止策の遵守により、広告主の利益を守るとともに、他人のID利用によるなりすましやID重複登録などによる不正行為から消費者を保護し、ポイントサービス全体の健全性をさらに高めていく方針だ。
またJIPCでは、他人のID利用などの不正を防止するため、利用者がポイントサービスを利用する際に、「同一パスワードを複数のサービスで使用しない」「他人に推察されやすいパスワードは使用しない」「パスワードは定期的に交換する」といったことを呼び掛けるという。