2011年6月29日13:34
KDDIと楽天は、2011年6月29日、電子マネー等を中心とするサービスの業務提携に向けた基本合意書を締結したと発表した。
両社は、新コンセプト「Edy | au (エディエーユー)」の立ち上げをはじめ、双方のノウハウを持ち寄り、最大限に生かすことで、リアルとネットの融合を図るという。
サービス連携の第一弾として、KDDIと楽天グループのビットワレットは、2011年8月4日から、KDDIのキャリア決済サービス「auかんたん決済」によるEdyチャージ機能の提供を開始する。同サービスは、auかんたん決済でEdyのチャージが可能となる。auの携帯電話を契約しているユーザーは、Edyのチャージ金額をauの通信料と合算して支払うことができる。さらに、2011年9月27日からは、オンラインで自動的にチャージができるスマートフォン上のサービス「Edyオートチャージ」でもauかんたん決済が利用できるようになる。
両社では、新コンセプトを軸に、安心かつ利便性の高い電子マネーサービスの提供を目指すとともに、両社の資源を活用したプロモーションやキャンペーンなどのマーケティングビジネスやNFCなど新規事業の拡大を検討している。
また、同提携により、「楽天市場」にも、今秋を目途にauかんたん決済を導入する。楽天市場では、auかんたん決済の導入により、多様化するユーザーのニーズに対応し、利用者の拡大を目指す。