2011年8月3日16:36
KDDIと楽天は、2011年8月4日から、電子マネー「Edy」を運営するビットワレットのEdyのチャージシステムにKDDIのキャリア決済サービス「auかんたん決済」を導入し、サービスを開始すると発表した。
具体的には、おサイフケータイに対応したauの携帯電話やスマートフォンを利用しているユーザーを対象とし、auかんたん決済でもEdyのチャージが月々最大1万円まで可能になる。これにより、Edyのチャージ料金を毎月のau通信料金と合算して支払えるようになり、auの携帯電話を契約しているユーザーは、携帯電話だけでチャージから利用まで行うことができる。また2011年9月27日からはスマートフォンのアプリ「Android Edyアプリ」のオンラインで自動的にチャージする機能「Edyオートチャージ」でもauかんたん決済が利用できるようになる。
同サービスは、2011年6月29日に締結したKDDIと楽天の電子マネー分野における戦略的提携に基づいた第一弾の企画である。新コンセプト「Edy | au(エディエーユー)」のもと、両社はauのユーザーに電子マネーの利用環境を提供し、プロモーションやキャンペーンなどのマーケティング活動を共同で推進する。また今後は、決済のみにとどまらずauの約3,300万人の顧客属性や購買情報・位置情報やEdyの決済システムに基づいたリアル店舗への送客プログラムの検討のほか、新たなビジネスモデルの創出を目指す。
なお、2011年7月末からは、携帯電話でEdyを利用すると各種ポイントが貯められるサービスのスマートフォンでの対応が、従来の楽天スーパーポイントなどに加え、auポイントでも開始した。
同サービス開始を記念して、2011年8月4日から2011年8月31日までの期間中に、おサイフケータイに対応したauの携帯電話でEdyを初めてチャージした人の中から1回で5,000円以上チャージした人全員にEdy500円分をプレゼントする「Edy | au」誕生キャンペーンを展開する。すでにEdyを利用しているユーザーも、auかんたん決済もしくはじぶん銀行の口座からチャージすると抽選で100人にEdy1万円分をプレゼントする。