2011年7月5日9:00
スマートフォン保有者が来店すると、即座にスクリーン上に割引きやリウォーズ特典を表示する。というリウォーズサービスを提供しているのが米ショップキック(ShopKick)である。
スマートフォンに特典をポップアップさせるのは特殊な超音波技術だ。ショップキックの加盟店になると、店頭に超音波発信装置を取付けられる。コストは100ドルだが、シティグループが費用を負担する。
すでにBest BuyやTarget、Macy’sなどの大手小売流通でこのサービスを提供しているが、今回シティと提携したのはローカルショップを拡大するため。
ニューヨーク、ロサンジェルス、サンフランシスコ、シカゴ、シアトル、ダラス、オースチン、ニューオリンズ、デトロイト、ワシントンの10カ所で、まずは1,000件のローカルショップを獲得する計画だ。
2010年8月にスタートしたこのアプリケーションは、現在約200万人がダウンロードしている。アプリケーションは無料。
単にGrouponやLivingSocialのような割引特典を提供しているのではない。リピーター育成を目的としたサービスが基本だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。