2025年4月10日7:45
DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)は、バリュークリエーションが提供する解体工事の見積・発注プラットフォーム「解体の窓口」において、DGFTのマルチ決済サービス「VeriTrans4G(読み:ベリトランスフォージー)」を導入し、プラットフォーム上でのクレジットカード決済(Visa、Master、American Express、JCB、Diners)の提供を開始した。
これにより、「解体の窓口」が発注者と解体事業者の間に立ち、見積もりから決済まで一貫して提供が可能ととなる。
解体工事業は、老朽化した建物の増加や空き家問題の深刻化を背景に、市場のさらなる拡大が見込まれている。一方で、業界全体としてデジタル化の進展が課題となっており、特に決済手段においては、現金払いや銀行振込など「非キャッシュレス決済」が主流となっている。
発注者においては支払い手続きの煩雑さや決済手段が限定的であること、また解体事業者においては未払いリスクや入金管理の負担が大きいことが懸念されており、キャッシュレス決済の導入による利便性向上と、解体事業者の業務負担の軽減が求められているそうだ。
このような背景のもと、バリュークリエーションとDGFTは、解体工事業におけるキャッシュレス化を起点として、業界全体のデジタル化を推進することを目的に連携した。
「解体の窓口」は、バリュークリエーションが提供する解体工事の見積もり・発注プラットフォームとなる。厳しい基準を満たした解体業者の見積もりを無料で比較検討でき、解体工事後の土地活用や売却まで幅広くサポートしているという。
今回、DGFTのマルチ決済サービス「VeriTrans4G」の導入により、「解体の窓口」では発注者と解体事業者の間に立ち、従来の現金払いや銀行振込に加えて、クレジットカードによる支払いが可能となる。 これにより「解体の窓口」は、見積もりから支払いまでをプラットフォーム上で提供することが可能となる。
バリュークリエーションとDGFTは今後、「解体の窓口」における決済手段の追加や、解体建設業におけるDX化、および双方の企業価値向上のための活動を推進すべく連携するという。