2025年4月24日15:55
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(アメリカン・エキスプレス)は、日本を含む世界7か国を対象に実施した「アメリカン・エキスプレス 2025年 グローバル・トラベル・トレンド・レポート」を発表した。
調査は2025年1月8日~13日まで、米国、オーストラリア、カナダ、英国、日本、メキシコ、インドにおいてオンラインで実施。調査対象者は年収5万ドル以上で、年に1回以上旅行をする成人となっている。サンプル数は、米国2,011人、オーストラリア1,022人、カナダ1,020人、英国1,015人、日本1,025人、メキシコ1,021人、インド1,023人となった(図1)。
2025年に予定している旅行の頻度について聞いたところ、国内旅行においては日本の回答者の91%が昨年と同じか、それ以上の回数を計画しており、約4人に1人が「昨年より回数を増やす」(24%)と回答した。海外旅行は85%が「昨年と同じ回数またはそれ以上の旅行を予定している」と回答しており、これは世界7か国平均の77%を上回る結果となった(図2)。
旅行の主な目的として、日本は「家族や友人を訪問」(31%)、「ゴールデンウィークの旅行」(22%)、「一生に一度は行きたいと思っていた旅行先への旅行」(22%)、「イベント関連の旅行(スポーツ、コンサートなど)」(21%)が上位を占めている。また、旅行中の購買意向についての質問では、土産の購入に重点が置かれていることもわかった。日本の回答者の56%が「旅行先に着く前に、友人や家族へ購入する土産について検討している」と回答しており、世界7カ国平均の51%を上回っている。このことから、特に日本では旅行時に友人や家族への土産を買って帰ることが重視されていることが伺えるそうだ(図3)。

ゴールデンウィーク期間の旅行も9割以上が昨年と同等以上の支出を想定(アメリカン・エキスプレス)
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