2011年7月14日16:53
レピカは、ベネフィット・ワンが運営する個人向け福利厚生サービス「モラエル」における決済管理システムと会員・非会員向けメルマガのメール配信システムを、2011年7月14日から提供開始したと発表した。
ベネフィット・ワンが、新しくスタートするモラエルは、個人で会費を支払うことで、これまで所属企業が法人契約を結んでいなければ受けることができなかった、福利厚生メニューを利用できるようになるほか、1,000件のメニューから年会費と同額以上の無料利用券と交換できるポイント「エール」が付与されるものである。エールは、2012年3月には1万件にメニューを拡大する予定だ。利用対象は、20歳以上(主婦、学生、OL、サラリーマンなど)で、料金は月額998 円(税込み)の年間契約制となる。ベネフィット・ワンでは今後、全国のコンビニ店頭やホテル、ゴルフ場、美容室など全国1万3,000店舗に入会案内を設置し、3 年後には100 万人の会員を目指している。
レピカでは、会員の入会システムの仕組み、会費の売掛や利用金額、義援金寄付分など社内売上管理にかかわる決済システムのほか、「ベネフィット・ステーション」の基幹システムとの連携を実施し、自由度の高い「rapico(ラピコ)」をベースにシステム構築を行った。会員および非会員向けメルマガの配信には、会員規模が数十万人~数百万人を見込むモラエルにおいて、高速かつ大量のメルマガ配信ができるレピカのメールシステム「シエラエンジン」と「ラ・ポスタ」が採用された。