2011年7月19日19:02
プリペイドカードやポイントカードなどのマーケティングサービスを提供するレピカは、2011 年7 月16日から、従来からサービスを提供しているモバイルCRMツールと高速メール配信システム「シエラエンジン」「ラ・ポスタ」と完全連携した製品「rapico(ラピコ)」の提供を開始した。
rapicoは、これまで主に店舗向けソリューションとして提供してきた「レピカシステム」と、メール配信システム「シエラエンジン」「ラ・ポスタ」とを完全連携させ、操作性を最重視したユーザインターフェイスを有した製品である。エンドユーザ向けの会員登録画面はPC、携帯電話、スマートフォンに対応し、それぞれに適したメールを配信することも可能だ。
特徴としては、1つのインターフェースですべての情報を操作・管理することができる。取得できる属性情報の拡張性が高く、また、取得した属性情報や決済情報からセグメントしたターゲットに対し自動メール配信を設定することができるという。
例えば、来店1週間後のフォローメール、設定ポイントに到達した際の来店促進メール、有効期限お知らせメールなど、エンドユーザに必要な情報を送ることが可能だ。また、カードを活用したキャンペーンを設定したり、対象者を抽出してメールを配信することもできるという。
導入店舗では、利用状況確認や集計もrapicoだけで行うことが可能だ。データベースは集計など管理機能に特化した構成をとっており、レスポンスの早さにも徹底的にこだわった。
メール配信においては公共機関や金融機関、有名IT 企業などで採用実績のある配信エンジンとメール生成ツールを利用してしており、例えば、雨の日キャンペーンや時間指定のキャンペーンをタイムリーにメール配信し、効果的な集客プロモーションを実施することも可能だ。
レピカでは、1 店舗から多店舗まで幅広い業種業態に対しrapicoをASP で提供する。価格は1 店舗あたり6,500 円からとなっており、低コストかつ短期間で導入できると同社では発表している。